久しぶりのブログ更新です。
お時間が御座いましたら、 臨生流井上整体院の日々是好日をご覧ください。 http://ameblo.jp/rinseiryuu/
さて 様々な病気や症状の原因、治療法については医学書等で説明されており、インターネット等でも多くの情報を得ることができます。
テレビにおいてもほぼ毎日のように放送されています。
私も医学を学んできましたが、過去の知識に頼らず、独善的にならないように、常に知識を入れるように心掛けております。
しかしその中で疑問を感じたり、納得いかないもの、実際に施術を通じてわかったこと、理解したことが多くあります。
今回は実際施術をしてみてわかった、足のつりについて述べてみます。
夜中に足がつって困るということをよく聞きます。
筋肉がつるということは、筋肉が痙攣することを言います。
また こむら返りとはふくらはぎがつることを指します。
さて原因は一般的には水分・ミネラル不足、血行不良、筋肉の衰えなどを言われております。
そこで水分をよく摂ったり、ミネラル分を多く含む食品を摂られたり、運動、ストレッチ、マッサージや湿布を貼る、薬を塗るなど努力されております。
それでもなかなか治らないのが現状です。
私のところにも夜中に足がつるという症状を訴えられる方があります。
筋肉の痙攣はふくらはぎに起こる方が多いのですが、他に太もも、足裏、足指、腕、手、指、背中、腰、目の下、横隔膜など筋肉があるところはどこでも起こります。
横隔膜のけいれん いわゆるシャックリや過度な運動後に起こるケースは今回の説明は除かしていただきますが、
ほとんどのケースにおいて原因となるのは、筋肉の端にある骨についている腱に近い部分の筋肉の繊維が硬くなっているようです。これは筋肉の疲労の蓄積だと考えられます。
このような場合、夜中に無意識に足を動かしたり、足先を伸ばしたことなどが原因で、この硬くなった部分が刺激されて筋肉の痙攣が発生するのだと私は考えております。実際、私自身も経験して理解しております。
この硬くなっている部分は表面から触ってみて分かる場合と分かりにく場合があります。
いずれにしても筋肉の中の繊維も硬くなっている場合がほとんどなので、揉んでも、ストレッチをしても効果がない場合が多いようです。
この硬くなっているところが柔らかくなれば、ミネラルや水分を必要以上に多く摂る必要がなくなり、運動をして逆に筋肉を疲労させる悪循環からも逃げることができ、湿布を貼る必要もなく、夜間もぐっすり眠れることができます。
実際、私がその硬くなった部分を柔らげるとその日の夜から痙攣が起こらなくなり、簡単には再発しないようです。
おそらくこの部分が硬くなるのには年月が必要で、逆に言えば短期間の筋肉疲労では簡単に筋肉が痙攣しないとも言えるかもしれません。
また寝ていて足が痙攣したら、横になっていてもなかなか治らないので、まずは立ち上がることです。痙攣していない方の足を軸に立ち上がり、そして痙攣して いる足側にゆっくり体重を掛けていけば治っていきます。いきなり体重を掛けたり、無理に引っ張ると筋肉を損傷してしまうことがありますのでご注意くださ い。
以上 筋肉の痙攣(足がつる・・・など)でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
では また